先日、とあるトークイベントに行ってきました。
多岐にわたる話題のなかで印象に残ったのが、
インドには「私は持っている(英語のhave)」の概念がないという話。
では、何と言うかというと
「私のそばにあるもの」
という表現になるんだそうです。
例えば自分の車も「この車は私のそばにある」みたいな感じで、
所有というより存在に重きを置いているのかもしれません。
「もの」の所有に対して執着するような雰囲気ではなく、
その存在に意味を見出す感じが良いなと思いました。
ただ、実際は近くにあれば自分のものと勝手に使われちゃうこともある、
なかなか大変な感じらしいです…。
アート作品も所有すると言ってしまうとハードルが高そうですが、
「私のそばにあるもの」と思うと
運命的な雰囲気も相まって、
なんだかより愛着が深まりそうな感じです。
今回、ECHO GALLERYでは、
ジャンルにこだわらず、ポンとそばにおきたくなるような小さな作品やオブジェを中心に展示いたします。
はじめてアート作品を購入してみたいと思っている方にもオススメです。
新しい環境などで何かと気疲れしてしまう季節ですが、
お気に入りの作品をそばにおいて、
楽しい日々をお過ごしいただけたらと思います。